塗り絵

By saruwatari / On / In さるやん

先日、亡くなった祖母がデイサービスを受けた時に描いたという塗り絵。

7月のカレンダーなので、その後描かなかったと思われ…

岩手に戻る際、オヤジに、この塗り絵貰っていくからと云ったら、そんなん持って行って、何すんねん?と云われたw

今のコメント、チョおかしいんとちゃう?

一応ツッコミ入れて、貰って来た。形見とまではいかないけれど、祖母の手の痕跡が残る思い出の品。

…オヤジ、そう云う事やねん。と、今更ブログで云ってみるw

マジックアワー

By saruwatari / On / In さるふぉと, さるやん

昨夜の三谷幸喜作品、ザ・マジックアワー面白かったですね。
それとカブるように映画の始まる直前の夕方、紅葉のマジックアワーを狙って写真を撮って来たんです。

ザ・マジックアワーをやるとは知らずに、マジックアワーの時間帯の紅葉を撮りにいくというのは、何となく予定調和というか、遠い宇宙からw意味付けがあったんだろうか?そんなことを考えてしまいます。
元々から三谷作品を観ようという気になれなくて、今まで観て来ませんでしたが…面白かった、ゲラゲラ笑い転げましてw
設定が無茶苦茶で、どう考えてもおかしいと思うけど、でも引き込まれてしまう。そらベタ過ぎやしまへんか?というノリの調子が返って作品の面白さに転じる。その魅力を昨夜始めて知りました。来週も三谷作品観ますw

こんなデザインもしますョ!

By saruwatari / On / In さるやん

祖母が亡くなった。享年97歳。

あと3年持ちこたえれば、大阪府知事から100歳の表彰が出るところだった。しかし数ヶ月前に体調を悪くし、入院をしてからは、亡くなるというのはもう時間の問題だった。元々猿渡家は九州出身だから、自ずと檀家になってるお寺さんも九州は熊本の荒尾市にあり、そこまで納骨に行った。岩手から実に、片道1,600キロを超える長旅だった。


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オヤジもそう長くはないものと思われ、あと十数年というところか…しかし、オヤジの代は自分が面倒を見るにしても、自分の代からどうするか?ボクは元々大阪生まれなので、九州とは縁がない。知ってる人も居ないし、この人が血は薄いけど親族と云われても、その子供の代までとなると、付き合い自体が稀薄にならざるを得ない。そこでオヤジに「オヤジの骨は、オレが責任もって九州のお寺さんに納骨するけど、せやけどオレ自身の骨をムスメに託して九州まで納骨に行けるか?ちゅうと、それは無理が有り過ぎる」だから祖父の代から、九州の檀家を抜けないかと、前々から相談していた。それでもオヤジは九州に固執する…自分が生まれた土地だから、そりゃそうだろうけど。祖父の代から大阪で生活してて、九州で直接知ってる人も亡くなってる訳だから、永代供養とかでも良かったが、ここは大阪にお墓を建てるということで、折り合いをつけられないかと懸命にオヤジに打診した。親子喧嘩でもないけど紆余曲折はあったが、墓地をお寺さんに求めると檀家の問題もあり岩手からだと付合いもなかなか出来ないからお寺さんではなく、大阪の霊園に墓地を求める事になった…

ふぅ。

一旦言い出すと自分の意見は曲げないところはオヤジ似。どっちもどっちな訳でw

そんな訳で、今住んでる場所からそう遠く無いところの霊園に墓地を求める事になり、お墓のデザインはオレがするからと云って、大阪を後にしたのだった。そのお墓のイメージスケッチがこれ…

鉛筆ホルダー

By saruwatari / On / In さるやん

日常の業務の中で、毎日なにかしらスケッチしている。
スケッチ用の筆記具に、使いやすさと愛着を求めた結果が、色鉛筆と鉛筆ホルダーという組合わせだ。

普段はこれ(ステッドラーのアルミ製鉛筆ホルダー)

それで毎日使う物だから、目新しい鉛筆ホルダーが出れば目ざとく見つけては購入している。下は伊東屋オリジナル鉛筆ホルダー(伊東屋鉛筆補助軸^^)東京に出張した時に、黒と白を購入したのだが、白はまだ使っておらず黒の塗装がハゲてきたのでいっそのこと丸裸に塗装を削ってみたらどうなるかとやってみたら…

なんと!真鍮の何とも云えぬ光沢が徐々に現れてきた!!もぅ、文具用品で真鍮製品を見つけると真っ先に衝動買いしたくなる質だから、ハァハァ、ゼェゼェとコウフン止まず…(♡_♡)w
これはエエ!!最初から塗装無しヴァージョンも出して欲しいくらいww
ITO-YAの文字はそれと分かる様、撮影の為にわざと残した。

色鉛筆は使えないギリギリちびるまで使い倒す。だからホルダーは必須。この色鉛筆ホルダースタイルは、アトリエを開設した当初あたりからだから、もぅ12年くらいになるか…

稲刈り その2

By saruwatari / On / In いわての郷土, さるふぉと, さるやん

束ねた稲を半分に割りながら、一方を太く、もう一方を細くし、それを交互に掛けていく。途中で分からなくなり、太く太く…あ、あれ?まぁ要するに、雰囲気で掛けていけばOK牧場ということねww

稲掛けもあと残すところ僅か。ふと気が付くと、赤とんぼが随分飛んでいる…日を追う毎にこのトンボの数も減っていく。晩秋はもうすぐそこに…

栗拾いw
田の脇に栗の木が生えていて、それが丁度獲り頃になって田んぼに落ちている。さて拾い出すと止まらない。目的変更か…ww

収穫した栗^^

ハセ掛けも終わり…夕暮れのソラを見上げる。濃淡をつけ徐々に深くなっていくブルー。なんと素晴らしいグラデーション。自然の様々な恵みに多謝!

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ハセ掛けが終わり、雨がハゲしく降った次のアサ…

ど〜ん!と、ハセが稲の重みで倒れていた。そのままの状態で立て直そうにも手に負えない。かなりの重量に加え、ハセが破損していると考えるのが自然である。一旦掛けた稲を外し、ハセを修復して、また稲を掛け直すといった工程を踏むので、実に3倍以上の労力を要す。気持ちも折れ、ダダ下がり気分の中でやらなきゃいけないので、3倍の労力が4倍、5倍と精神的負担を加速させる…(T□T)

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ハセの掛け直しをやっとこさ終えた次の日。昨夜のダダ下がり気分も、どぉ〜ん!と、吹き飛ぶ気持ち良いアサ!!
さぁ、次は脱穀(稲すり)が待っている。

稲刈り その1

By saruwatari / On / In いわての郷土, さるやん

今年も稲刈りの季節がやってきました。妻の実家は基本農家で、ちょっと前までは葉タバコの作付けも行っていましたが、重労働に加え、人手不足もあって手に負えなくなって来たので5年程まえから葉タバコ栽培は辞めてしまっています。社会の喫煙に対する考え方に奇しくも比例する様なかたちで、どんどんと煙草生産農家も減って来ているのが実情です…

▲ウチの田んぼではありませんw

【稲架】稲を掛けるハセづくり。ボクがやったのでは無く、稲刈り休暇を取ってわざわざ神奈川から手伝いに来た義弟作ですw 良くやった!…けど、後日このハセが稲の重みで崩壊するとは、この時は微塵も予測出来ない程に丈夫に作られていた…ハズw

雲行きが怪しくなり、少し雨もパラつき出し…

バインダーで稲を刈った直後は、こんな感じ。この散らばった稲を10束くらいずつに束ねて、ハセまで運搬する作業。立ったりしゃがんだりとじみぃ〜に、普段使わないインナーマッスルを酷使するキツイ作業が、黙々と続けられる。苦境に耐えるという感じ(オレは修行者か!?w

雨の晴れ間に覗く虹…地味に辛い作業も少しは癒されるw 稲はこんな感じで束ねたものを運搬車に積んでハセまで運ぶ。