あかりのミシュランって、昔ありましたね。
雑誌「室内」に連載されてた時期があって、文章は面出 薫さん+照明探偵団で、写真は淺川敏さん。
最強コンビ!w
で、そのパクリをやっちゃおう!という….不届き極まりない不定期かつ、さるろぐ限定の企画ですww
ただボクの場合「照明のあかり」だけではなく、総合的な視点での「あかり」について書こうと思います。「あかり」となる対象物だったら何でもアリという趣向です。自身の感情に、どう影響を与えるか?というところにまずは視点を置きます。
*
今回がその初回投稿。 ビニールハウスのあかり「光のイモムシ」
この地域ならではのネタですw
構築物全体が自然環境の中で輝く光景というのは、なにかゾクっとするものがあり、ボクはこの「あかり」にいたく感動してしまうのです。この場合、いちご栽培にとっての育成という機能上の必要な灯りであり、周囲に対する照明としての灯りということでは全くないところに、偶発生がもらたす無作為の、一般論では考え難い面白い要素が潜んでいると思うのです。この感覚というのは、人それぞれにあって然るべきであり、むしろ千差万別多種多様、いわゆる標準という部分が消されているところに深く興味をそそられます。
**
構築物全体が淡く輝く物体であるため、これを「光のイモムシ」と命名します!w
***
あかりのミシュラン採点表
<あかりの味/雰囲気や気配のよさ> 5
<あかりの貢献度> 2
<あかりの個性/照明デザインとしての可能性> 5
<あかりの量/適光適所・明るさ感> 照明としての灯りではないので対象外
<あかりの値段/照明設備のコストパフォーマンス> 同上
<あかりのサービス/保守や光のオペレーション> 同上
総合評価 ★★★★☆
※1項目最高5点、合計25点満点。★5つが満点
の、げぇ〜w
玄関先にカモシカの足跡あるでぇ!!
ソンな事を、義母に喋ったところ、
*
….おらのつぅせぇ頃はなァ、見がげなかっだどもっス
「スス」が出た!!
ってなァ、おらのおんずさん、喋ってらっけな….
*
訳)私の幼少の頃には、見かけませんでしたが
カモシカが出た!!
と、云って、私の伯父さんが驚いて喋ってましたね….
ソンなことを、淡々と喋り始めた。
最初「スス」の意味が分からなかったので、適当に聞き流していた。
話しの流れからすると、カモシカの事を云ってるようで….ん?んんん?
*
スス=シシのことかと、ようやく理解したのが一時を置いてからw
昔はカモシカの事をシシと呼んだみたいだ。もののけ姫の世界やん、まるでww
*
ソンな朝のやり取りがあり、出勤しようと外へ出る。あ、これはブログネタになるなと思い、カモシカの蹄をカメラにおさめるために接写しようと近づいたら…
*
蹄の先に爪先らしき跡が薄らと….ん?んんん?
*
でええええ!
*
なんと蹄に見えたのは、義母が履いた長靴の踵だったことに気付くww
しかも考えてみたら、この馬蹄形状はウマのだろ!と、自分にツッコミww
その話しは、義母にはナイショのお蔵入りだけど、妻に喋ったらゲラゲラ笑ってた。
ほぼ毎日、カモシカを目撃するので、 頭の中はもぅカモシカでイッパイだったからさw
我が家の愛犬(パオ)について、何度かブログに書いてきた。
17年ほど前、勤めていた事務所の玄関先に捨てられていた、生まれたての仔犬を拾って来たこと….
電気料金の検針のおばさんに噛み付いたこと….
カメラを向けると、カメラ目線にならずに必ず目をそらすこと….
裏山に散歩に行くこと….
元気良過ぎること….
パオと喧嘩したこと….
ご飯をおあずけしたら「ごわん、ごわん」と鳴くこと….
知らない人には、必ず吠えること….
遠くを走る車にも吠えたりと….
様々なパオとの出来事が走馬灯のように脳裏に浮かんでは消える….
*
そのパオが23日、クリスマスを待たずしてこの世を去り、17年の短い生涯を終えた。
短かったとはいえ、人に例えると90歳近くまで生きたことになる。17年前に我が家に来なければ、そのまま保健所行きだった筈。パオは我々家族の一員となる、巡り合わせをもって生まれて来たのだと、今更ながら感じる。
そして何より我々家族にとって、パオとの出会いが無ければ気付けなかった事が沢山あった。
動物の気持ちを理解すること、
小さな命の大切さ、
優しい気持ちにさせてくれたこと、
一緒に過ごせたこと、
楽しかった日々、これまで一緒に居てくれて、ありがとう。
あの世でも、元気で暮らせよな!
じゃあな、パオ!!
パオはボクら家族の心の中に、ずっとずっと元気な姿で居続けるのだ。
夕暮れ時、木々の行進….w
ハィ、案内としてはちょっとベタ過ぎですけど、これ無くして安藤忠雄氏の存在はあり得ない!と…言い切ってしまうほどに伝説が伝説を生んだ住宅作品w 普通は学生時代に建築巡礼みたいなかたちで見に行くような建築ですが、見に行ったのはつい最近のこと。エエおっちゃんになってからですねんww
本当は、建物内部を体感してこその見学ですが、住宅なのでそれはできませんw
この素っ気ない立面の奥に、空間の奥義を見る事が出来るのだと信じて現地を後にww…あ、場所は教えられませんが、いまはGoogleマップのストリートビューがあるので、すぐに見つけられると思いますョ。
**
そして遂に行ってきましたョ!…光の教会w
これも、同じですね。学生時代に見ときゃ良かったと思うばかり。
シーッ、ココだけの話し。残念ながらあまり感動出来なかったですww
やっぱり色んな意味で、学生時代に行っときゃ良かった建築のひとつでした。
***
そして、風の教会。
この建築は好きです。六甲オリエンタルホテルの付属施設として、ホテルの営業が中止になってしまって残念ですが…
シーッ、ここだけの話し…(ここだけの話し多過ぎww
柵を乗り越えて強行突破してきました。ランボーみたいですw(いや、実際乱暴には違いないですけどww
営業中止で、誰も使わなくなってしまい、今は廃墟と化しつつあります。でも廃墟になりつつあるコンクリート打放しの建築って美しいです。カンボジアのアンコール・ワット遺跡群みたいな雰囲気出してまして。ホテルが営業中止になる前に、実はボクたち夫婦はここで結婚を挙げました。その時も、いや今でもこの建築はプロポーションといい、周囲の環境との関係性といい、非常に美しい建築であると思っています。当時初めて、このガラスのアプローチ空間を通った時は、感動ものでした。背筋がゾクっとしたのを今でも鮮明に覚えています。だからすごく残念です。ここだけでも奇麗に保存出来なかったものでしょうか?
これまで、安藤作品は結構みて来ましたが、この教会と、水の教会が一番好きです。やはり建築と周辺環境との関係性に、ボクは生理的に惹かれるようです。