愛パッド 通(2)
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/ On最近では、iPadが欠かせないくらいに必要になってきた。
打合せ時は勿論のこと、日常の設計業務の中で、必要不可欠な存在となった。
ペーパーレスは言わずもがな、それよりも紙媒体でやりとりすることすら煩わしくなってきたのだ。
思考と身体が、まだまだ紙を媒体としなくては落ち着かない気持ちもあるが、身体感覚の延長上にiPadがありスケッチブックの替わりになりつつある。
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/ On最近では、iPadが欠かせないくらいに必要になってきた。
打合せ時は勿論のこと、日常の設計業務の中で、必要不可欠な存在となった。
ペーパーレスは言わずもがな、それよりも紙媒体でやりとりすることすら煩わしくなってきたのだ。
思考と身体が、まだまだ紙を媒体としなくては落ち着かない気持ちもあるが、身体感覚の延長上にiPadがありスケッチブックの替わりになりつつある。
2008年冬。
丁度北京オリンピックが開催されるその年に中国へ行ってきた。
ソラが澱む、北京市郊外の朝。….あれれ?この卵、消費期限が1年前!?
怖いもの見たさで恐る恐るパカリと割って出てきた時の、どろろんとした張りのない黄身のような朝日。
気持ちが萎える朝日というのも珍しい光景w
前日、万里の長城を訪れ、夜の北京市街を徘徊し、興奮覚めやらぬまま、この日は、昼の飛行機で北京市の空港から廈門に飛ぶ予定だった。
バスに乗り、預けておいた荷物を取りに北京駅前に投宿したホテルを目指した….
うわぁ!と横に居るスタッフのYが叫ぶ。
何か良さ気な雰囲気の路地がありましたよ!….と。
ヨシっ!降りろ!!と、すぐさまタイチョー命令を下す!!!w
その路地へ向かって歩き出す。
広い通りから一歩入るとそこは別世界。北京には四合院と呼ばれる、中庭を囲むように平屋が配置された住居が特徴的で、路地にはこのような門を介して接続されている。この胡同という街区は、これら四合院住宅で、ごちゃっと埋め尽くされているのだ。
なので肝心な中庭が見えない。
**
….門が開いている家があった。おもむろに中へ入る。警察に見つかれば、家宅侵入罪で即タイホ!だw 家の人が出て来ないようにと祈りつつ、門をくぐったら、オッちゃんが中から出てきて….どきり!!
お前らどっから来た?みたいなことを云ってる。
とにかく不審者と思われない様に平静を装い(既に不審者だがw)
お、おお、おれたち日本人、建築の勉強するあるョ
家の中を見せるあるョ。見たいあるョ。
片言の中国語で喋ったら、通じたww(さすが、オレ
オジさんニコニコしながら、おぅおぅ、見てけ、見てけと言わんばかりに、ウェルカムOK牧場みたいなジェスチャーで返してくる。でも写真に写るのは、タメアルョあぅあぅ的な構図。
この素っ気ない感じ、さすが中国。このお宅の中庭の意味がさっぱり分からないww どう機能してるのだろうか?中国語が堪能であれば、ヒアリングしてきたのだが。そつなくニタニタしながら、好、好(エエ、エエ、ごっつうエエやん)とオッちゃんを曖昧にとりあえず褒め倒しておいたw….ソンなオレたち日本人ww
*
そして経済都市へと発展変貌を遂げつつ有る北京では、町並みの整備化が進み、諸外国に対する都市の汚点であるとして、古い胡同はどんどん取り壊されているのが実情である。そういうところも中国らしいけれど、いかがなものだろうか….