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設計ノート

ヒラヤノイエ 平面の調整と屋根のスタディ

今日の午後からの打合せに向け、初回プレゼンを受けて出された要望のすり合わせと、屋根の架け方をスタディ中。

ヒラヤノイエ スタディ

平屋で、軒の深い屋根を想定している。平屋だから全体のプロポーションに配慮しないと、マヌケな感じになってしまう。和のテイストを加味したプロポーション(軒高を低めに)に今回は配慮しつつ、クライアントさんの要望により、空間のヴォリュームを最大限に取れるような断面構成を考えている。プロポーションとヴォリュームのせめぎ合い。両方を同時に成立させるには、住宅程度のヴォリュームでは相矛盾することが多くそう簡単にはいかないが、両方の均衡が保たれる中間点を模索する。ないしは、LDKの部分の空間だけを大きな塊として捉え、他との差異の拮抗でバランスが取れるかたちをスタディする。

少しイレギュラーなかたちを考えるのも面白いと思った。

プロジェクト   2014/03/29   saruwatari
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ハコノイエ 照明打合せ

プランの微調整をしながら、設備のすり合わせを先週行い、昨日は照明について打合せをおこなった。

いまはインターネットで買い物という便利な時代。設備機器も昔の業者卸し並みの価格で一般人が買える時代となった。実際、電気業者はネット価格には太刀打ち出来ないと苦笑いするが、時代に乗れないと、どんどん置いて行かれるのは目に見えている。時代は、大きく進んでいるのだ。

まだ現場は始まらないが、消費増税のこともあるので、照明機器注文前の照明イメージについて、いまのうちにクライアントさんと再度確認し合う。

照明プロット図

光は実体が伴うが、掴みどころがない存在というか。光の扱いについては、我々でも難しいと思う分野。イメージ中心の作業が大半を占める。特に住宅については、事務的な明かりは極力排除したいと考えているが、そうすると照度が足りなくなる恐れがある。演出性と機能性を同時にバランスよく考えないといけないから、余計難しい。

公共建築なら、照明デザイナーの投入も視野に入れたいが、住宅分野では中々そこまでは難しい。かといって、照明メーカー任せだと、空間の意図を理解し計画してくれるかというと、設計者本人には当然及ばないので、ボクのアトリエでは、空間と演出性に見合う照明機器の選定をし、照明メーカーに照度の確認をするというパターンが多い。

で、ちょっと前までは無茶苦茶高価だったLED照明だが、最近値段がこなれてきた。それに伴い、照明の型番が頻繁に変わったりするから、メーカーサイトで最新情報を確認しながらの作業。

  2014/03/16   saruwatari

光と風が交差する家 ドローイング

光の軌跡をトレースするように、空間を塊として外部に表現したいと思っている。

光と風が交差する家 ドローイング

プロジェクト   2014/02/25   saruwatari
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光と風が交差する家 基本設計のまとめ

初回プレゼン時にだされた要望のすり合わせと、純粋にこの建築の地域に対しての見え方の両方向から基本設計のまとめに入る。

差し当たりこれまでにスタディしてきた印象で一番良かった「かたち」をそのままプランに落としこんでみている。用途に見合う空間のヴォリュームが、そのまま外観の「かたち」として認識される構成になっているが、要望を加味するとそれが崩れるので、バランスをみながら空間の配列をスタディしている。

光と風が交差する家 外観スケッチ

今回は、蛇行したひとつなぎのヴォリュームに、用途を限定しないそれぞれの空間がエリアごとに緩くつながり合うプランになっている。吹き抜けたところにボックスが釣られ、ツリーハウスのようにハシゴで登れるようになっていたり、今日はここで寝て、明日はあっちで寝て...といった風に。

住まい手によって用途が様々に変化する使い方が良いと思っている。だからあえて寝室、子供室という室名は付けない。ざっくりと空間だけを用意する。前回も書いたが、余白を多くつくることを一番に考えている。竣工時点で建築が終わるというのではなく、その先も住まい手によって使われ方が日々変化するような空間が良いと、クライアントさんの話しを聞いて、そう直感した。だからスタディの中心は、そのことが基本となっている。

プロジェクト   2014/02/25   saruwatari
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陸前高田市C邸 周辺環境とのコンテクスト

平屋をご希望の住宅について現在スタディしているところ。
 

外部の見え方をスタディ
周辺環境との関係や見え方を、擬似的にCGでスタディ中。
これをみながら模型にフィードバックし、壁の配置や軒の高さ、建物配置角度を調整し確認しながら空間のヴォリュームを考える。

 

坪数もそれほど大きなものではなく、プラン的にも単純な構成になりそうなので、簡単にまとまりそうなものだが...

単純な構成だからこそ、環境との関係をどのように導けば良いか?空間を構成する壁の扱いひとつで、空間のニュアンスが微妙に変化するから余計慎重を極める。小さな空間だから、寸法というものが物凄くリアルに厳密に表現されないといけない。その判断に誤りがあると、全体を台無しにしてしまう。小さな建築というのは、よほど注意を払わなければならないことが、スタディの過程で浮かび上がる。

最近なぜだか、小さな建築の設計依頼が多い。建築感覚を研ぎ澄ませるためには、小さな建築を設計する機会が多いことはとても良いことだと思う。身体感覚の延長上の建築といった衣服感覚があり、建築設計本来の醍醐味が味わえる気がする。

小さな建築は、無駄を如何に省くか、ということが終始頭につきまとう。つまりは建築本来の空間性を極める、という意味にも通じているのではないかと思う。よりシビアな設計が求められているのだ。大きな建築は、ある程度の力量さえあれば力づくでなんとなく出来上がるという感覚があるが(ちょっと言い過ぎか?)小さな建築ほど、より繊細さが求められ、つまりは建築家本来の職能にダイレクトに係る創作なのだと感じる。茶室やコルビュジェのキャバノン(休暇小屋)もそういう意味では、究極の空間を創っている訳だから、我々の能力が一番発揮できるタイプの建築なのだと思う。

プロジェクト   2014/02/21   saruwatari
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光と風が交差する家 構想まとめ

昨日、初回プレゼンテーションを行ってきた。

「光が降りそそぎ、風が通り抜ける家」という、最初に出された要望をテーマとし、これまで考え続けてきた案の元となるコンセプト、その最終案に至るまでの経緯を順を追って小さなエスキス模型を使い説明をした。その場で出された要望を踏まえ、提案したものをベースに基本設計をまとめることになった。

頭の中を整理するために、もう一度これまでの着想を振り返ってみる。

 

コンセプトドローイング
光と風が交差する家コンセプトドローイング

 

エスキス模型
今回はこの模型をプレゼンツールとして使った。一個一個説明すると膨大な時間になってしまう。言葉での説明よりも、かたちで確かめてもらう方が理解度が高まると思う。最終案をポンと出されるよりも、設計者が何を考えカタチにしてきたかを一緒に理解し共有するということも大事な過程であるとボクは考える。
光と風が交差する家 エスキス模型

 

スケッチ類(一部)
光と風が交差する家スケッチ

プロジェクト   2014/02/20   saruwatari
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光と風が交差する家 イメージドローイング

miドローイング

  2014/02/17   saruwatari

光と風が交差する家 まだまだスタディ

今週プレゼンの予定を、来週に延期していただいたこともあり、前回書いた「設計には終わりはない」という言葉の続編で、まだまだ思考の只中...

今週いっぱいギリギリまでプランを考えて、来週のプレゼンに備える。

 設計とは、終わりのない旅...

どこかで踏ん切りをつける時がやってくるが、設計が終わっても引渡された先、住まい手によって更に魅力的になるような「余白」をたくさんつくっておきたい。

 

そうして、徐々に建主色に染まっても、人間と同じように、やはり終わりというものはないのだろうと思うのである...

プロジェクト   2014/02/15   saruwatari
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ハコノイエ 実施設計修正

法令上のすり合わせで着工が出遅れてしまい、震災以来、基礎業者の極端な手薄も重なり、年内の基礎工事完了が危ぶまれたため、雪解けを待っての着工となった。

そもそも消費税の増税を避けるために、実施設計期間をいつもの3分の1で行ってきた。そういう経緯もあり少し余裕が出たことで、極端に少なかった時間の取り戻しの意味合いで見直しを含め、現在、実施設計の修正を行っているところ。

当然、本見積り後の修正になるので、機能上の使い勝手等を踏まえ、予算を出ない範囲でのブラッシュアップを図っている。

プロジェクト   2014/02/15   saruwatari

光と風が交差する家 外部と補完し合う関係

3方塞がりの窮屈な土地に、あえて角度を振って建物を配置してみる。

動きを与えることにより窮屈感を軽減できないかと考えた。

光と風が交差する家 エスキス

所々に余白ができたことによりこの部分が地域社会と様々な角度で関わりを持つようにならないかと思うのである。

建築は工事の完成で終わるのではない。これからの住宅というのは自己完結せず、外部と補完しあう関係が良いのじゃないかと思っている。

それが建築の成長へとつながらないかと願いを込めつつ...

プロジェクト   2014/02/09   saruwatari
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