あかりのミシュラン

By saruwatari / On / In さるふぉと


…時として、こういった何気ない日常の「あかり」に、ハッとさせられる。
「室内」という雑誌が廃刊になって久しいが、その中に「あかりのミシュラン」と題して、照明デザイナーの面出薫さんと照明探偵団の記事が掲載されていた。照明も脈絡と続く文化のひとつとして捉え、都市の「あかり」について調査したものを採点し評価していた。ボクはなぜか、その「あかりのミシュラン」という題名が無性に気に入っていた。それからというもの、気に入った日常のあかりに、「オォ!コレハタシカニ、あかりのミシュランだ!!」とつぶやくようになってしまった。