こんなデザインもしますョ!

By saruwatari / On / In さるやん

祖母が亡くなった。享年97歳。

あと3年持ちこたえれば、大阪府知事から100歳の表彰が出るところだった。しかし数ヶ月前に体調を悪くし、入院をしてからは、亡くなるというのはもう時間の問題だった。元々猿渡家は九州出身だから、自ずと檀家になってるお寺さんも九州は熊本の荒尾市にあり、そこまで納骨に行った。岩手から実に、片道1,600キロを超える長旅だった。


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オヤジもそう長くはないものと思われ、あと十数年というところか…しかし、オヤジの代は自分が面倒を見るにしても、自分の代からどうするか?ボクは元々大阪生まれなので、九州とは縁がない。知ってる人も居ないし、この人が血は薄いけど親族と云われても、その子供の代までとなると、付き合い自体が稀薄にならざるを得ない。そこでオヤジに「オヤジの骨は、オレが責任もって九州のお寺さんに納骨するけど、せやけどオレ自身の骨をムスメに託して九州まで納骨に行けるか?ちゅうと、それは無理が有り過ぎる」だから祖父の代から、九州の檀家を抜けないかと、前々から相談していた。それでもオヤジは九州に固執する…自分が生まれた土地だから、そりゃそうだろうけど。祖父の代から大阪で生活してて、九州で直接知ってる人も亡くなってる訳だから、永代供養とかでも良かったが、ここは大阪にお墓を建てるということで、折り合いをつけられないかと懸命にオヤジに打診した。親子喧嘩でもないけど紆余曲折はあったが、墓地をお寺さんに求めると檀家の問題もあり岩手からだと付合いもなかなか出来ないからお寺さんではなく、大阪の霊園に墓地を求める事になった…

ふぅ。

一旦言い出すと自分の意見は曲げないところはオヤジ似。どっちもどっちな訳でw

そんな訳で、今住んでる場所からそう遠く無いところの霊園に墓地を求める事になり、お墓のデザインはオレがするからと云って、大阪を後にしたのだった。そのお墓のイメージスケッチがこれ…