餅食文化圏

By saruwatari / On / In さるやん

先日、お施主さんとの打合せの流れで、昼を一緒にどうですか?ということで、昼食をご馳走になった。

一関市にある「世嬉の一」という酒蔵に併設されたレストランに案内された。

一関市は「餅」の食べ方の多彩さとしては日本一レベルと云っても過言ではないほどに、多種多様な餅料理があるらしい。

そう云われてみれば確かに、岩手県では何かにつけて「餅」が出てくる。祝い事や季節の節々に、餅ついたから食べろぢゃ…と、日常的なおやつ感覚として、ほぼ半ば強制的に出てくるw そうした日常の食において、しっかりと餅が定着した中でも一関は特筆すべき餅食文化ということらしいのだ。300種以上のレパートリーが有るというのも、スゴ過ぎるレベル。大阪では正月以外に餅を食べるということが無かっただけに「餅は祝い事以外でも普通に食べるんだ」と、あまり餅が得意ではないボクは、岩手に来てため息が出たのを覚えているww ゴマにクルミ、小豆にきな粉、納豆と、どこの家庭でも大体はこの程度だと思う。しかし…

施主お任せで出て来た餅御膳?蕎麦と餅料理がセットになっている。ずんだ、ごま、あずき、えび…え、エビ??的な、餅に沼エビをまぶしたのは初めて食べたが、これが意外とイケる。

その餅文化の深さに、お腹一杯のゴチソウサマでした!

他にどんなレパートリーがあるのか、少し調べてみる価値はありそうです。侮れない餅食文化!