アンコール・ワットの遺跡群を訪れた時のひとコマ。
怪訝な顔をしてこっちを見る少女。その手に持つブレスレットを買って貰おうと、観光客を見つけては寄ってくる。
おにさん、コレ買うよ。3ドルね(少女)
高いねぇ(ボク)
高くないよん。安いよん。幾ら?幾ら?
1ドルよ!安いよん!!(少女)
と、片言の日本語を喋り自ら値を叩く少女。(他に英語、中国語、フランス語くらいは喋れると思われる)ここぞとばかり値切ったんだから、買ってよね♥…と。最後は口を揃えたように1ドルで買わせようとするw
そんなやり取りに疲れたのか、最後は諦めて皆でゲームをやり始めた。覗いてみると、これ買う?と、またもやブレスレットを差し出すww
最後は根負けして、買ったのは云うまでもないが…しかしその売上げは、木陰に隠れて手招きする親の懐へ。
それが現実。そうして少女たちは強かに生きているのだ。