各々の土楼が花弁に例えられ、花が開いたように佇む容姿が美しいと紹介される客家土楼建築群。
中国福建省の山奥にその建築(田螺坑土楼群 Tianluokeng)はひっそりと群れをなして佇んでいる。すべて地場で産出される木材や土を使用しているので、周囲の環境にすっと溶け込んでいるのが分かる。
真円と楕円のかたちをした円楼が、長方形の方楼を囲むように配置される。
下がその大まかな配置。
地形に合わせ、各々の土楼がそれぞれにレベルをつけながら配置される。その隙間が公共の通路となり、レベル差がつくことでシークエンスな展開となり、単調になりがちな外部空間もより豊かなものとして成立することになる。
楕円楼と瓦屋根のディテール。
まだまだ、沢山の客家土楼が中国には存在する。いつかまた違う土楼を訪れてみたい。そう願って止まない。