山用品とフライフィッシング

By saruwatari / On / In さるやん

先日バイク王と、バイクの売買契約を済ませたところだが、まだ納期日に関して連絡が来ない。ジッとしていられない性格のため、秋のツーリングや山旅に向けて着々と準備中であるのは言うまでもなく…この行動を起こす前の思考過程が、ある意味、旅の醍醐味だったりする。このひとしきり考えている時間が、好きだ。

野山に伏す旅を主と考えているから、旅の道具は生命線の延長にある重要なモノたちだ。その旅の道具としてこれまで共にしてきたものは時代の流行、単にモノそのものの耐用年数としても相当古くなってきている。ガソリンストーブやシュラフは高校時代から使用しており、それら古くなった用品の更新を考えている。

まずはソロでの山旅における山岳用品についてだが、そのことはイコール、バイクツーリング時のキャンプ用品にもつながる。これからの時期を考えると、防寒ということにも配慮しなければならない。特に東北は、これからシビアな季節を迎える。

コンセプトは「ウルトラライト」である。軽量コンパクトを突き詰めた先の、旅ツールとはどんなモノか、まずは市場調査から始めてみる。

アルコールバーナー

コッフェル類はチタン製が主流であり、シュラフは個人的に化繊は避け羽毛と考えている。テントはなるべく1kg以下、ストーブはバイクツーリング時はガソリンで、山旅の時はアルコールバーナーで。いずれも収納時はコンパクトになるものでなければならないし、食う、寝る、移動をシンプルにしたい。なるべくモノを持たないで済ませる、あるいは1つのモノを何役か兼ねられればなお良い。

更に、山が行動の中心となることが殆どなので、プラスアルファとして「渓流釣り」を加えてみたい。実は子供の頃から釣りは好きで、自宅近くの川で良くエサ釣りをした。高校の時にはアルバイトで貯めたお金で、フライロッドを買ったりもした。何度か渓流に行きフライをやったが、30年以上も前の話しだから、現在のように情報が豊富ではなかった。アマゴやニジマスを釣るというよりは、その雰囲気を楽しんでいたという、一風変わった高校生だった。その時の思いが頭の片隅に残っていて、少し本格的に始めてみようという気になったのだ。今住んでるところは、すぐ目の前を川が流れていて、それが釣り人の間では割りと有名な川だったりするのだ。来年からは、朝な夕なにフライを落としてみたいと考えている。そういうことで、フライ用品一式も揃えたいと思っている。やはり携行性を考えて、ロッドは5本か6本継ぎのパックロッドが欲しい。