田んぼに映る日没

By saruwatari / On / In さるふぉと, さるやん

ここ数日の、夕刻から日没までの空がとても不思議な色をしていることに気付く。昨日は、夕日を受けた空がピンクとブルーのグラデーションだったと今朝通勤途中のカーラジオで聞いた。昨夕は電車の中で、夕日に背を向けて座っていた。対面のガラスに映る夕日の色がすごく気になっていたことは確かだった。後からそんな話しを聞くと、すごく残念な気分になる。

「おっとー(お父様)今日の夕日、見たぁ?すごく奇麗だったよ」ムスメも良くそんなことを云う。夕日を見て、感情を何も持たない人はいないはず。それをあえて口にする、表現する事に意識する。それは自分の中ではすごく重要なことだと思っていて…

日没直後の空の、ブルーも好きな色。それが田んぼに映り出される色にも興味深いものがある。相互に影響し合い、反射し、様々に醸し出す複雑な色…

自然や、その環境から人を切り離して考える事はできない。であるなら、もっともっと深く関わりたい。夕日を眺めて、一日をきちんと締めくくりたいと思うのである。