稲刈り その2

By saruwatari / On / In いわての郷土, さるふぉと, さるやん

束ねた稲を半分に割りながら、一方を太く、もう一方を細くし、それを交互に掛けていく。途中で分からなくなり、太く太く…あ、あれ?まぁ要するに、雰囲気で掛けていけばOK牧場ということねww

稲掛けもあと残すところ僅か。ふと気が付くと、赤とんぼが随分飛んでいる…日を追う毎にこのトンボの数も減っていく。晩秋はもうすぐそこに…

栗拾いw
田の脇に栗の木が生えていて、それが丁度獲り頃になって田んぼに落ちている。さて拾い出すと止まらない。目的変更か…ww

収穫した栗^^

ハセ掛けも終わり…夕暮れのソラを見上げる。濃淡をつけ徐々に深くなっていくブルー。なんと素晴らしいグラデーション。自然の様々な恵みに多謝!

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ハセ掛けが終わり、雨がハゲしく降った次のアサ…

ど〜ん!と、ハセが稲の重みで倒れていた。そのままの状態で立て直そうにも手に負えない。かなりの重量に加え、ハセが破損していると考えるのが自然である。一旦掛けた稲を外し、ハセを修復して、また稲を掛け直すといった工程を踏むので、実に3倍以上の労力を要す。気持ちも折れ、ダダ下がり気分の中でやらなきゃいけないので、3倍の労力が4倍、5倍と精神的負担を加速させる…(T□T)

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ハセの掛け直しをやっとこさ終えた次の日。昨夜のダダ下がり気分も、どぉ〜ん!と、吹き飛ぶ気持ち良いアサ!!
さぁ、次は脱穀(稲すり)が待っている。

夏の終わり

By saruwatari / On / In さるふぉと

稲穂が頭をもたげ、そろそろ稲刈りの準備。稲刈りが終わると冬はもうすぐ…短い夏と足早に駆けて行く秋。早く春にならないかと、ちょっぴり冬にも感謝しつつ、春の訪れを待ち望む日々w

冬はもうすぐそこに。東北の初秋…

懐かしい瓶の数々…

By saruwatari / On / In さるふぉと, さるやん

アトリエの隣にある鉄工所の入口先に何気に置いてあった瓶の数々。

ボクの小さい頃にあった瓶だと思われ…
特にコカコーラの*500*と書いた文字の瓶。同じ瓶入りで、1リットルバージョンがありましたね。小学校の頃、良く風呂上がりに親父に買いに行かされたのを思い出しますw

田んぼに映る日没

By saruwatari / On / In さるふぉと, さるやん

ここ数日の、夕刻から日没までの空がとても不思議な色をしていることに気付く。昨日は、夕日を受けた空がピンクとブルーのグラデーションだったと今朝通勤途中のカーラジオで聞いた。昨夕は電車の中で、夕日に背を向けて座っていた。対面のガラスに映る夕日の色がすごく気になっていたことは確かだった。後からそんな話しを聞くと、すごく残念な気分になる。

「おっとー(お父様)今日の夕日、見たぁ?すごく奇麗だったよ」ムスメも良くそんなことを云う。夕日を見て、感情を何も持たない人はいないはず。それをあえて口にする、表現する事に意識する。それは自分の中ではすごく重要なことだと思っていて…

日没直後の空の、ブルーも好きな色。それが田んぼに映り出される色にも興味深いものがある。相互に影響し合い、反射し、様々に醸し出す複雑な色…

自然や、その環境から人を切り離して考える事はできない。であるなら、もっともっと深く関わりたい。夕日を眺めて、一日をきちんと締めくくりたいと思うのである。

田植えが終わりちょっと一安心

By saruwatari / On / In さるふぉと, さるやん

5月19日、20日に仕事の合間を縫って田植えをしました。愛しのマイレディ(田植機)の不調で、予定を3日遅れ少し焦りましたがなんとか無事田植えを終える事ができました。

田植え前の田んぼ。

田植え開始!

真っ直ぐに植えるのが難しい…なんせ、年1回のことですからね。去年は仕事に追われ、家族に任せっ放しだったので、今年は、初心者の気分w 田んぼはそれほど大きくないので、2条植えの小さな田植機。しかも乗用ではないので、すごく疲れる…

画像の苗は、あきたこまち。それと、ひとめぼれに、もち米を少々。

田植え後の田んぼの緑と、水面に映る山の緑とのオヴァーラップ。この風景がめっちゃ好っきゃねん!

花も、田んぼも、笑う

作業後は、我が愛しのマイレディを洗って…

あ・げ・るぅ♥

多様な緑と青すぎる空

By saruwatari / On / In さるふぉと, さるやん

この時期にしか見られない多様な緑色…

緑のグラデーションが風景を圧倒する。薄く、濃く。自然界にはどれ程の緑色が存在するのだろう。

岩手では田植の始まる今が、一番好きな季節である。梅雨を迎えると、この緑の多様性はすっかり薄れてしまう。深く濃く、単調な緑へと変化していってしまうのである。

さぁ、明日から我が家も田植が始まる。

コゴミの森

By saruwatari / On / In さるふぉと

今朝は、コゴミを採りに出かけました。

結構、群生してましてローアングルで写真を撮ると、さながらコゴミの森にみえますねぇ。

多年生シダの一種で、クサソテツの若芽の頃をコゴミと呼ぶらしく、おひたし、和え物、天ぷらにして食べます。ワラビの様に強くありませんが、独特のぬめりもあって、ワラビに並ぶ好きな山菜のひとつです。また、アクが無いので、すぐに調理して食べられるのも特徴のひとつです。自然の恩恵に感謝、そして…いただきます。

…あ、ワラビも大量に採れましたョw

訴え

By saruwatari / On / In さるふぉと

その昔、盛岡で勤めていた事務所の玄関脇に捨てられていたのを拾ってきて、もうかれこれ14年くらいになるんですけどね。

ガン見

散歩に早く連れてけ!…なのか?ご飯くれ!…なのか?

散歩に連れて行こうと外へ出たら、何かを訴えかけようとしてガン見された瞬間。未だピンピンしちゃって、元気ハツラツそのもの^^

越冬とんぼ

By saruwatari / On / In さるふぉと

越冬するトンボがいるんですよね…

調べてみると、オツネントンボというらしいです。オツネンは年を越すという、越年からキテルそうで名前がこの虫そのものという…なんだかとてもすごいトンボです。真冬の間は、仮死状態でかちんかちん。

オツネントンボ

とてもガッツ有り過ぎです…

結晶の森

By saruwatari / On / In さるふぉと, さるやん

いつだったか…朝、出掛けに車に乗り込んだ時に撮った画像なんですけどね。

暖気運転してないと、毎朝こんな感じで氷の結晶が面白い模様となってフロントガラスに浮き出てるんですよね。この結晶の模様もその時々で違います。あ、今日は寒かったんだなとか、そういうことが模様でなんとなく推察できます。

中から外の風景を見ると、さながら結晶の森から差し込む月という絵に見えてくるように思えて、今日この画像をアップしたんですが。こういう自然の現象というのには計り知れない美しさが宿っています。自然環境が厳しければ厳しい程、その美しさが増す様に思えます。

この日はとても寒さが厳しい朝でしたね。寒さの限界を超えてましたョ(汗

雪の華

By saruwatari / On / In さるふぉと

白い花が咲き誇ったかのような、とある朝の風景…

こんな日は空気も人の気持ちも何もかもががピィーンと張りつめている。自然の造形とその清々しさにドキリとさせられる。

そんな朝…嫌いだけれど好きなのだ。

満ちたる月は過ぎ去りし日の…

By saruwatari / On / In さるふぉと

お月さん、気付いた頃には、欠けている…20日の満月から3日後の今日の月を「居待月(いまちづき)」と呼ぶのだそうだ。月の満ち欠けそれぞれに名前がついてることは分かっていたが、微妙な変化さえ気付かせてくれるように、自然の移ろいがはっきりとしている日本ならではの命名じゃないかと、そう思うのだ。昔の人は自然の変化に己の身を委ねる状態を名前にしていたであろうという事実が、今日の月ときれいにオーヴァーラップするのであった。

あかりのミシュラン

By saruwatari / On / In さるふぉと


…時として、こういった何気ない日常の「あかり」に、ハッとさせられる。
「室内」という雑誌が廃刊になって久しいが、その中に「あかりのミシュラン」と題して、照明デザイナーの面出薫さんと照明探偵団の記事が掲載されていた。照明も脈絡と続く文化のひとつとして捉え、都市の「あかり」について調査したものを採点し評価していた。ボクはなぜか、その「あかりのミシュラン」という題名が無性に気に入っていた。それからというもの、気に入った日常のあかりに、「オォ!コレハタシカニ、あかりのミシュランだ!!」とつぶやくようになってしまった。