今年の抱負

By saruwatari / On / In さるやん

書初めを筆で描くかわりに今風に、パソコンを使って線一本一本、ベクトルデータで作ってみました。

意外と難しいですw

この場合、『かえる』という文字は「帰る」と書きますが、敢えてこの『孵る』という文字を使って、生まれ変わるという意味も込めてますww

書初め 2012元旦

げ、げげ、げげげ….

By saruwatari / On / In さるやん

の、げぇ〜w

玄関先にカモシカの足跡あるでぇ!!

ヒヅメの足跡

ソンな事を、義母に喋ったところ、

….おらのつぅせぇ頃はなァ、見がげなかっだどもっス

スス」が出た!!

ってなァ、おらのおんずさん、喋ってらっけな….

訳)私の幼少の頃には、見かけませんでしたが

カモシカが出た!!

と、云って、私の伯父さんが驚いて喋ってましたね….

ソンなことを、淡々と喋り始めた。

最初「スス」の意味が分からなかったので、適当に聞き流していた。

話しの流れからすると、カモシカの事を云ってるようで….ん?んんん?

ススシシのことかと、ようやく理解したのが一時を置いてからw

昔はカモシカの事をシシと呼んだみたいだ。もののけ姫の世界やん、まるでww

ソンな朝のやり取りがあり、出勤しようと外へ出る。あ、これはブログネタになるなと思い、カモシカの蹄をカメラにおさめるために接写しようと近づいたら…

蹄の先に爪先らしき跡が薄らと….ん?んんん?

でええええ!

なんと蹄に見えたのは、義母が履いた長靴の踵だったことに気付くww

しかも考えてみたら、この馬蹄形状はウマのだろ!と、自分にツッコミww

義母の足跡

その話しは、義母にはナイショのお蔵入りだけど、妻に喋ったらゲラゲラ笑ってた。
ほぼ毎日、カモシカを目撃するので、 頭の中はもぅカモシカでイッパイだったからさw

チョッパー

うち、パオいいますねん

By saruwatari / On / In さるやん

我が家の愛犬(パオ)について、何度かブログに書いてきた。

パオ

17年ほど前、勤めていた事務所の玄関先に捨てられていた、生まれたての仔犬を拾って来たこと….

電気料金の検針のおばさんに噛み付いたこと….

カメラを向けると、カメラ目線にならずに必ず目をそらすこと….

ボクとパオ

裏山に散歩に行くこと….

パオの散歩

元気良過ぎること….

パオと喧嘩したこと….

ご飯をおあずけしたら「ごわん、ごわん」と鳴くこと….

ごわんごわん

知らない人には、必ず吠えること….

遠くを走る車にも吠えたりと….

様々なパオとの出来事が走馬灯のように脳裏に浮かんでは消える….

そのパオが23日、クリスマスを待たずしてこの世を去り、17年の短い生涯を終えた。

短かったとはいえ、人に例えると90歳近くまで生きたことになる。17年前に我が家に来なければ、そのまま保健所行きだった筈。パオは我々家族の一員となる、巡り合わせをもって生まれて来たのだと、今更ながら感じる。

パオ

そして何より我々家族にとって、パオとの出会いが無ければ気付けなかった事が沢山あった。

動物の気持ちを理解すること、

小さな命の大切さ、

優しい気持ちにさせてくれたこと、

一緒に過ごせたこと、

楽しかった日々、これまで一緒に居てくれて、ありがとう。

あの世でも、元気で暮らせよな!

じゃあな、パオ!!

パオの墓

パオはボクら家族の心の中に、ずっとずっと元気な姿で居続けるのだ。

好っきや大阪! アンドー建築編

By saruwatari / On / In さるやん, 建築旅行記

ハィ、案内としてはちょっとベタ過ぎですけど、これ無くして安藤忠雄氏の存在はあり得ない!と…言い切ってしまうほどに伝説が伝説を生んだ住宅作品w 普通は学生時代に建築巡礼みたいなかたちで見に行くような建築ですが、見に行ったのはつい最近のこと。エエおっちゃんになってからですねんww

本当は、建物内部を体感してこその見学ですが、住宅なのでそれはできませんw
この素っ気ない立面の奥に、空間の奥義を見る事が出来るのだと信じて現地を後にww…あ、場所は教えられませんが、いまはGoogleマップのストリートビューがあるので、すぐに見つけられると思いますョ。

住吉の長屋

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そして遂に行ってきましたョ!…光の教会w
これも、同じですね。学生時代に見ときゃ良かったと思うばかり。

シーッ、ココだけの話し。残念ながらあまり感動出来なかったですww
やっぱり色んな意味で、学生時代に行っときゃ良かった建築のひとつでした。

光の教会

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そして、風の教会。
この建築は好きです。六甲オリエンタルホテルの付属施設として、ホテルの営業が中止になってしまって残念ですが…

シーッ、ここだけの話し…(ここだけの話し多過ぎww

柵を乗り越えて強行突破してきました。ランボーみたいですw(いや、実際乱暴には違いないですけどww

風の教会

営業中止で、誰も使わなくなってしまい、今は廃墟と化しつつあります。でも廃墟になりつつあるコンクリート打放しの建築って美しいです。カンボジアのアンコール・ワット遺跡群みたいな雰囲気出してまして。ホテルが営業中止になる前に、実はボクたち夫婦はここで結婚を挙げました。その時も、いや今でもこの建築はプロポーションといい、周囲の環境との関係性といい、非常に美しい建築であると思っています。当時初めて、このガラスのアプローチ空間を通った時は、感動ものでした。背筋がゾクっとしたのを今でも鮮明に覚えています。だからすごく残念です。ここだけでも奇麗に保存出来なかったものでしょうか?

これまで、安藤作品は結構みて来ましたが、この教会と、水の教会が一番好きです。やはり建築と周辺環境との関係性に、ボクは生理的に惹かれるようです。

客家土楼建築<中国福建省>

By saruwatari / On / In さるやん, 建築旅行記

各々の土楼が花弁に例えられ、花が開いたように佇む容姿が美しいと紹介される客家土楼建築群。

田螺坑土楼群 Tianluokeng

中国福建省の山奥にその建築(田螺坑土楼群 Tianluokeng)はひっそりと群れをなして佇んでいる。すべて地場で産出される木材や土を使用しているので、周囲の環境にすっと溶け込んでいるのが分かる。

田螺坑土楼群スケッチ1

真円と楕円のかたちをした円楼が、長方形の方楼を囲むように配置される。
下がその大まかな配置。

田螺坑土楼群配置スケッチ

地形に合わせ、各々の土楼がそれぞれにレベルをつけながら配置される。その隙間が公共の通路となり、レベル差がつくことでシークエンスな展開となり、単調になりがちな外部空間もより豊かなものとして成立することになる。

田螺坑土楼群スケッチ2

楕円楼と瓦屋根のディテール。

田螺坑土楼群スケッチ3

まだまだ、沢山の客家土楼が中国には存在する。いつかまた違う土楼を訪れてみたい。そう願って止まない。

アンコール・ワット遺跡の子供たち

By saruwatari / On / In さるふぉと, さるやん

アンコール・ワットの遺跡群を訪れた時のひとコマ。

カンボジア アンコール・ワットにてブレスレットを売る少女たち

怪訝な顔をしてこっちを見る少女。その手に持つブレスレットを買って貰おうと、観光客を見つけては寄ってくる。

おにさん、コレ買うよ。3ドルね(少女)

高いねぇ(ボク)

高くないよん。安いよん。幾ら?幾ら?
1ドルよ!安いよん!!(少女)

と、片言の日本語を喋り自ら値を叩く少女。(他に英語、中国語、フランス語くらいは喋れると思われる)ここぞとばかり値切ったんだから、買ってよね♥…と。最後は口を揃えたように1ドルで買わせようとするw
そんなやり取りに疲れたのか、最後は諦めて皆でゲームをやり始めた。覗いてみると、これ買う?と、またもやブレスレットを差し出すww

最後は根負けして、買ったのは云うまでもないが…しかしその売上げは、木陰に隠れて手招きする親の懐へ。
それが現実。そうして少女たちは強かに生きているのだ。

遠野産ホップの清々しい香り

By saruwatari / On / In いわての郷土, さるやん

今年も出ましたね!!

今年は震災で、工場が相当やられたと聞いていたので心配してましたが、出ましたか!ヤリましたね!!これ、大好きなんです。遠野産ホップの若くて清々しい香りが何とも云えず、飲みだしたらもぅ止まらんとぉw

1本につき1円が、復興支援に当てられるそうです!どしどし飲みましょう!!(笑)

第15回JIA東北建築学生賞公開審査

By saruwatari / On / In さるやん

11月8日に開催された東北建築学生賞の公開審査は、今年も滞りなく無事審査を終え、2日経ったいまホッとしたところです。

最後に審査委員の講評で、「今年は去年よりレベルが上がった気がします」 …と、コメントしたところ、懇親会の場でJIA東北支部長に「ほんと?ボクは年々、レベルが下がってると思ってるんだけど?」と、いきなり斬られましてんw

去年今年と、2回連続で審査委員を務めさせてもらったのですが、でも少なくともボク自身は全体的に案の内容にレベルアップの底上げを感じたというのが正直な感想でした。その表現力に物足りなさを感じたのは否めない事実で…突出した案も無かったというのも事実だったワケですが。
ま、学生を褒め倒し、感性を伸ばそうという意味がそこには親心としてあったと読み替えてもらってww

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去年も同様のことを感じたのですが、建築女子がけっこう台頭してきているなぁと。その数も去ることながら実力も同様で、俗にいう肉食系女子に対して草食系男子という構図が地方にも現れてきたなぁと、痛切に感じました。女子の方が論理的でプレゼンも堂々としてる。

最初に郵送されて来た、名前や大学名を伏せた作品資料だけを見て、現場に望むワケだけど、この案は男子の案だろうと思ってると、パネルの前に立ってるのは女子w

あれれ?と、肩透かしを食らい、鳩が豆鉄砲食らって…

サルも木から落ちて面食らうw

これまで男子ばかりの世界だっただけに、薔薇族的ケンチク界は、学生レベルとして総合力の点では確実に女子に持ってかれたような印象だ。今年もそう実感し、今後の女子の活躍を期待せずには居れない、そんな印象の公開審査会だった。

そんな風に感じているボクだけど、ムスメには…ケンチクだけは、止めとけよと云っているw

OSエミュレーター

By saruwatari / On / In さるやん

MacBook Airに OSエミュレーションソフトの定番であるParallelsDesktopを、バージョン7にアップグレードして入れてみた。

すごく快適にサクサク使えるw

ゲストOSにwinXP Proを入れたが、なんと10秒くらいでサクッと起動する!これにはタマゲタw

今までのMacノートは何だったんだろうというくらい、体感的に10世代くらい進化した秀逸なノートであると思える。

物欲を満たす甲斐があったというものだw

塗り絵

By saruwatari / On / In さるやん

先日、亡くなった祖母がデイサービスを受けた時に描いたという塗り絵。

7月のカレンダーなので、その後描かなかったと思われ…

岩手に戻る際、オヤジに、この塗り絵貰っていくからと云ったら、そんなん持って行って、何すんねん?と云われたw

今のコメント、チョおかしいんとちゃう?

一応ツッコミ入れて、貰って来た。形見とまではいかないけれど、祖母の手の痕跡が残る思い出の品。

…オヤジ、そう云う事やねん。と、今更ブログで云ってみるw

マジックアワー

By saruwatari / On / In さるふぉと, さるやん

昨夜の三谷幸喜作品、ザ・マジックアワー面白かったですね。
それとカブるように映画の始まる直前の夕方、紅葉のマジックアワーを狙って写真を撮って来たんです。

ザ・マジックアワーをやるとは知らずに、マジックアワーの時間帯の紅葉を撮りにいくというのは、何となく予定調和というか、遠い宇宙からw意味付けがあったんだろうか?そんなことを考えてしまいます。
元々から三谷作品を観ようという気になれなくて、今まで観て来ませんでしたが…面白かった、ゲラゲラ笑い転げましてw
設定が無茶苦茶で、どう考えてもおかしいと思うけど、でも引き込まれてしまう。そらベタ過ぎやしまへんか?というノリの調子が返って作品の面白さに転じる。その魅力を昨夜始めて知りました。来週も三谷作品観ますw

こんなデザインもしますョ!

By saruwatari / On / In さるやん

祖母が亡くなった。享年97歳。

あと3年持ちこたえれば、大阪府知事から100歳の表彰が出るところだった。しかし数ヶ月前に体調を悪くし、入院をしてからは、亡くなるというのはもう時間の問題だった。元々猿渡家は九州出身だから、自ずと檀家になってるお寺さんも九州は熊本の荒尾市にあり、そこまで納骨に行った。岩手から実に、片道1,600キロを超える長旅だった。


大きな地図で見る

オヤジもそう長くはないものと思われ、あと十数年というところか…しかし、オヤジの代は自分が面倒を見るにしても、自分の代からどうするか?ボクは元々大阪生まれなので、九州とは縁がない。知ってる人も居ないし、この人が血は薄いけど親族と云われても、その子供の代までとなると、付き合い自体が稀薄にならざるを得ない。そこでオヤジに「オヤジの骨は、オレが責任もって九州のお寺さんに納骨するけど、せやけどオレ自身の骨をムスメに託して九州まで納骨に行けるか?ちゅうと、それは無理が有り過ぎる」だから祖父の代から、九州の檀家を抜けないかと、前々から相談していた。それでもオヤジは九州に固執する…自分が生まれた土地だから、そりゃそうだろうけど。祖父の代から大阪で生活してて、九州で直接知ってる人も亡くなってる訳だから、永代供養とかでも良かったが、ここは大阪にお墓を建てるということで、折り合いをつけられないかと懸命にオヤジに打診した。親子喧嘩でもないけど紆余曲折はあったが、墓地をお寺さんに求めると檀家の問題もあり岩手からだと付合いもなかなか出来ないからお寺さんではなく、大阪の霊園に墓地を求める事になった…

ふぅ。

一旦言い出すと自分の意見は曲げないところはオヤジ似。どっちもどっちな訳でw

そんな訳で、今住んでる場所からそう遠く無いところの霊園に墓地を求める事になり、お墓のデザインはオレがするからと云って、大阪を後にしたのだった。そのお墓のイメージスケッチがこれ…

鉛筆ホルダー

By saruwatari / On / In さるやん

日常の業務の中で、毎日なにかしらスケッチしている。
スケッチ用の筆記具に、使いやすさと愛着を求めた結果が、色鉛筆と鉛筆ホルダーという組合わせだ。

普段はこれ(ステッドラーのアルミ製鉛筆ホルダー)

それで毎日使う物だから、目新しい鉛筆ホルダーが出れば目ざとく見つけては購入している。下は伊東屋オリジナル鉛筆ホルダー(伊東屋鉛筆補助軸^^)東京に出張した時に、黒と白を購入したのだが、白はまだ使っておらず黒の塗装がハゲてきたのでいっそのこと丸裸に塗装を削ってみたらどうなるかとやってみたら…

なんと!真鍮の何とも云えぬ光沢が徐々に現れてきた!!もぅ、文具用品で真鍮製品を見つけると真っ先に衝動買いしたくなる質だから、ハァハァ、ゼェゼェとコウフン止まず…(♡_♡)w
これはエエ!!最初から塗装無しヴァージョンも出して欲しいくらいww
ITO-YAの文字はそれと分かる様、撮影の為にわざと残した。

色鉛筆は使えないギリギリちびるまで使い倒す。だからホルダーは必須。この色鉛筆ホルダースタイルは、アトリエを開設した当初あたりからだから、もぅ12年くらいになるか…

稲刈り その2

By saruwatari / On / In いわての郷土, さるふぉと, さるやん

束ねた稲を半分に割りながら、一方を太く、もう一方を細くし、それを交互に掛けていく。途中で分からなくなり、太く太く…あ、あれ?まぁ要するに、雰囲気で掛けていけばOK牧場ということねww

稲掛けもあと残すところ僅か。ふと気が付くと、赤とんぼが随分飛んでいる…日を追う毎にこのトンボの数も減っていく。晩秋はもうすぐそこに…

栗拾いw
田の脇に栗の木が生えていて、それが丁度獲り頃になって田んぼに落ちている。さて拾い出すと止まらない。目的変更か…ww

収穫した栗^^

ハセ掛けも終わり…夕暮れのソラを見上げる。濃淡をつけ徐々に深くなっていくブルー。なんと素晴らしいグラデーション。自然の様々な恵みに多謝!

***

ハセ掛けが終わり、雨がハゲしく降った次のアサ…

ど〜ん!と、ハセが稲の重みで倒れていた。そのままの状態で立て直そうにも手に負えない。かなりの重量に加え、ハセが破損していると考えるのが自然である。一旦掛けた稲を外し、ハセを修復して、また稲を掛け直すといった工程を踏むので、実に3倍以上の労力を要す。気持ちも折れ、ダダ下がり気分の中でやらなきゃいけないので、3倍の労力が4倍、5倍と精神的負担を加速させる…(T□T)

****

ハセの掛け直しをやっとこさ終えた次の日。昨夜のダダ下がり気分も、どぉ〜ん!と、吹き飛ぶ気持ち良いアサ!!
さぁ、次は脱穀(稲すり)が待っている。

稲刈り その1

By saruwatari / On / In いわての郷土, さるやん

今年も稲刈りの季節がやってきました。妻の実家は基本農家で、ちょっと前までは葉タバコの作付けも行っていましたが、重労働に加え、人手不足もあって手に負えなくなって来たので5年程まえから葉タバコ栽培は辞めてしまっています。社会の喫煙に対する考え方に奇しくも比例する様なかたちで、どんどんと煙草生産農家も減って来ているのが実情です…

▲ウチの田んぼではありませんw

【稲架】稲を掛けるハセづくり。ボクがやったのでは無く、稲刈り休暇を取ってわざわざ神奈川から手伝いに来た義弟作ですw 良くやった!…けど、後日このハセが稲の重みで崩壊するとは、この時は微塵も予測出来ない程に丈夫に作られていた…ハズw

雲行きが怪しくなり、少し雨もパラつき出し…

バインダーで稲を刈った直後は、こんな感じ。この散らばった稲を10束くらいずつに束ねて、ハセまで運搬する作業。立ったりしゃがんだりとじみぃ〜に、普段使わないインナーマッスルを酷使するキツイ作業が、黙々と続けられる。苦境に耐えるという感じ(オレは修行者か!?w

雨の晴れ間に覗く虹…地味に辛い作業も少しは癒されるw 稲はこんな感じで束ねたものを運搬車に積んでハセまで運ぶ。

 

コミュニケーション

By saruwatari / On / In さるやん

昨夜の、ムスメとのやりとり…

そんな昨夜の親子のコミュニケーションがあって…

ムスメの話しも良く分かる気がする。「友達との連絡はメールじゃなく、電話すれば済むんとちゃう?」とは云ったものの、自分も電話じゃヘヴィーだな、メールにしよかァ…という時が最近多々ある。電話だとその場で決断が迫られたりするが、メールだと緩やかに先延ばしができる。メールでのコミュニケーションは、ソレはソレで今の時代となっては当り前に通用する。ボクが学生のとき、どんだけメールがあったら、好きな子ともっと普通にコミュニケーションが出来たんだろうと今思う時がある。電話と手紙しか手段の無かった時代は、いきなりその子の家に電話して、親が出て来て、ハィそれまぁ〜でぇ、よぉ〜♬…悲しい経験w メールなら…メールなら…もっとうまく直接コミュニケーション出来たハズだ!!

ということで、甘いけどオッカアにはナイショで、自宅にWi-Fi…入れてまうやろ!!(あれ語尾おかしぃ?

稲干し十色

By saruwatari / On / In さるやん

この時期になると、田んぼの稲干しの風景一色に岩手県は染まる。
唯一現代のニッポンに残る原風景と云っても過言ではないだろう。

そして地域毎にその干し姿も様々であり、稲の掛け方に違いが出る。地域によって形の違いはあれど、大別すると以下の3通りに分けられる?..かな?w

【稲架掛け一般的にみかける稲干しの姿で、大体どこに行ってもみられると思われ。ウチの干し方もこの方式で、さらに上に重ねるので、もっと高くなる。子供の頃、大阪でも良く見かけた干し方。田んぼに何段も連なったこの稲穂の下を、誰がいち早くくぐり抜けるかの競争を良くしたものw

【棒掛け次は岩手県でも一関や北上と花巻市の一部の県南部に多い干し方の例。
遠目に見ると、子泣き爺の後ろ姿にみえる。というか、集団で農作業をしてる爺さん婆さんの後ろ姿にみえるw

【地べたに干す放置プレイとでも云っておこうか…w
実際にこの方法が行われていたのが岩手県滝沢村。正確に言うと「五把寄せ立て一把のせ」という方法で穂先を下にして地面で第一次乾燥させ、最終的には最初に示した稲架掛け(ハセ掛け)の弟二次乾燥といった過程を踏むらしい。必ず地面で一次乾燥させるというところが面白い。

そして更に調べていくうちに、実に興味深い写真に出会った。
これだ…ワン、ツゥ、スリーw

まさに建築家なしの建築!
建築とハセが一体的に風景として立ち現れる。いやもぅここまでくると、外壁の稲干し仕上と云ってしまっても良いw
ちなみに稲干しの時期以外の集落の風景写真が下。これはこれで、ワクワクする風景ぢゃん!!行ってみたいww

我が家の…シモネタは如何に?ぢゃねぃワ!!我が家の稲刈りは明後日から。神奈川に住む、義弟が手伝いに帰省してくるようだ。我が家の稲刈りレポートは後日ということでw

餅食文化圏

By saruwatari / On / In さるやん

先日、お施主さんとの打合せの流れで、昼を一緒にどうですか?ということで、昼食をご馳走になった。

一関市にある「世嬉の一」という酒蔵に併設されたレストランに案内された。

一関市は「餅」の食べ方の多彩さとしては日本一レベルと云っても過言ではないほどに、多種多様な餅料理があるらしい。

そう云われてみれば確かに、岩手県では何かにつけて「餅」が出てくる。祝い事や季節の節々に、餅ついたから食べろぢゃ…と、日常的なおやつ感覚として、ほぼ半ば強制的に出てくるw そうした日常の食において、しっかりと餅が定着した中でも一関は特筆すべき餅食文化ということらしいのだ。300種以上のレパートリーが有るというのも、スゴ過ぎるレベル。大阪では正月以外に餅を食べるということが無かっただけに「餅は祝い事以外でも普通に食べるんだ」と、あまり餅が得意ではないボクは、岩手に来てため息が出たのを覚えているww ゴマにクルミ、小豆にきな粉、納豆と、どこの家庭でも大体はこの程度だと思う。しかし…

施主お任せで出て来た餅御膳?蕎麦と餅料理がセットになっている。ずんだ、ごま、あずき、えび…え、エビ??的な、餅に沼エビをまぶしたのは初めて食べたが、これが意外とイケる。

その餅文化の深さに、お腹一杯のゴチソウサマでした!

他にどんなレパートリーがあるのか、少し調べてみる価値はありそうです。侮れない餅食文化!